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 Ⅰ.交通流円滑化のための交通解析
  1.交差点の渋滞解消案の提案
    交差点の渋滞原因を解明、改善提案を行います。
    正確な現状再現から、渋滞対策案の予測・効果測定を示します。
   ①渋滞原因の現地把握と検証
    ・交通技術者が渋滞状況と原因を現地にて特定します。
   ②現状再現
    ・車両挙動を収集・定量化し、高精度な再現を行います。
   ③渋滞解消策の提案
    ・渋滞原因に、効果的な解消案を提案します。
   ④将来予測再現と効果測定
    ・渋滞解消案の将来予測と効果測定を行います。
    ・簡易な費用便益の測定も可能です。

  2.幹線道路等の主要区間の渋滞対策
    主要幹線の渋滞区間・地点の渋滞対策を行います。
    ほとんどの場合「ボトルネックが渋滞原因」であり、
    原因特定と効果的な対策が肝要です。
   ①ボトルネックの特定
    ・道路区間中の渋滞発生の起点となるボトルネックを特定します。
    ・ボトルネックの渋滞原因を特定します。
    ・全区間の中でどのような影響力を持つかをつきとめます。
   ②ボトルネック解消案の提案
    ・当該ボトルネックに効果のある対策案の提案を行います。
   ③将来予測再現と効果測定
    ・渋滞解消案の将来予測と定量的な効果測定を行います。
    ・簡易な費用便益の測定も可能です。

 
MOVIE:幹線道路の中からボトルネックを抽出し
効果的な渋滞対策を検討(R3538D)

  3.警察協議、住民説明等・各種プレゼンテーションの作成
    交通解析結果の協議用資料、説明用資料を作成します。
    動画、連続静止画、定量的な効果指標のグラフなどを用いた、わかりやすい資料となります。

 Ⅱ.大規模都市開発に伴う交通対策
  1.大規模商業施設の開発による周辺道路への影響度評価
   ①現状再現
    ・大規模商業施設に伴う交通影響範囲の現状再現を行います。
   ②大規模商業施設の開発に伴う発生集中交通量の算出
     ・将来増加する交通量を方向別
     ・ルート別に算出します。
   ③将来予測再現
     ・将来予測により開発後の交通状況を再現・評価します。
     ・渋滞発生など課題が残る場合は、対策案の提案を行います。
   ④対策案実施後の将来予測と評価
  2.工場開発に伴う、出・退勤時の交通影響度

 Ⅲ.交通システムの導入計画と定時性確保
   ①将来交通流円滑化を目指した導入交通システムの検討
     ・将来導入すべき交通システムの比較評価を行います。
   ②検討された交通システム(BRTなど道路利用)の将来運行状況予測
   ③PTPS(高度信号制御)の導入効果などの予測

 Ⅳ. TDM(交通需要マネジメント)の事前効果目標設定
   例)パーク&ライド等交通政策導入計画
   ①交通政策導入目標の設定 パーク&ライド等の導入には、渋滞を緩和したい道路に関する交通政策導入後の交通状況の
    目標設定(渋滞、平均旅行速度の改善等)が重要となります。
    その目標を実現するために必要な駐車場の規模、交通量減少の目標を立案します。
   ②将来予測再現による事前効果予測
    将来予測により事前に効果を測定し、具体的な計画の立案が可能となります。

  ◆交通ミクロシミュレーション(動的解析)とは:
   交通シミュレーションは、通行車両1台1台の挙動をとらえ、交通状況をPC上に再現します。 
   交通シミュレーションでは、
   ・時間的に変動するピーク時間などの交通量に
   ・車線数や右左折レーン長など道路条件の変化を考慮し
   ・信号の制御を組み込むことにより、
   より現実に近い交通状況の把握や、対策の検討に利用することができます。
  ◆交通シミュレーションの優位性
   「交通シミュレーションは、複雑な交通状況を柔軟に表現できる」
   「動的な現象を論理的に扱うことができる」
   「シミュレーション結果を定量的に評価できる」

MOVIE:
シミュレーション結果は、わかりやすいアニメーションとともに定量化された平均旅行速度などの交通運用指標により比較評価することが可能です。
(video 846 mpeg4 4)

 

 


従来の「交差点需要率」および「混雑度」といった評価指標は渋滞という物理現象を表現できないために、単に交通容量と交通需要の関係を算定するだけで、渋滞長による速度低下などの変化を算定することはできません。

「交通シミュレーション」は、複雑な交通状況を表現する柔軟性を有し、渋滞という動的な現象を論理的に扱えます。

 近年、計算処理能力の発達により交通シミュレーションの技術が確立されたため、交通シミュレーションを活用した適切な交通検討を行っていくことが望まれています。
                    参考文献:「交通シミュレーション適用のススメ」社団法人交通工学研究会

 


従来の交通解析(静的解析)とは
従来、『混雑度』や交差点の『需要率』といった比率で評価します。

1)「混雑度」とは、
 ・スムーズな交通が確保できる最大交通量(交通容量)に対する、実際に通過した交通量の比
 ・数値が大きいほど、渋滞している時間帯が長い
  ⇒昼間12時間を評価単位としているため、時間毎の評価ができない。

2)「交差点の需要率」とは、
 ・信号交差点単体(1時間単位)の交通状況を表す指標
 ・通過可能な交通量に対する、発生する交通量(需要交通量)の比
 ・交差点の需要率が0.9程度を越えると、信号制御しても、需要交通量を処理できない、と評価します。
  ⇒信号交差点単体を対象にしており、隣接する交差点間の影響について評価できない。


【国・県道等の解析で提供している交通シミュレーションの基本的な分析ノウハウ】
 「現状再現性の精度」
交通シミュレーションには、正確な現状再現性が必須条件、
正確な現状再現性に必要となる、現地実査による定量化を専門技術者が行います。
「①実質交差点構造の数値化」
「②交差点処理能力の数値化」
「③数値化データをシミュレーションに反映」

「渋滞解消策・交通円滑化策の提案」
 技術者による現地実査による改善提案力
  A県の業務事例:
   ・県内全市町村の道路行政担当者から渋滞する交差点をすべてピックアップ
   ・現地実査により、改良提案と難易度、効果を推定
   ・対策実施カルテを作成、優先度ランクを作成
   ・優先度の高い案件は交通シミュレーションにより効果測定を実施

「将来予測再現の分析手法」
  例)感度分析:
   渋滞解消には
   ・何mの右折レーン長が必要か
   ・何台の時差出勤車両が必要か など

「費用・便益分析」
  シミュレーション結果を用いて分析を
   ・改良費用と旅行時間短縮等便益計算によりB/Cを算出
   ・投資限界の設定:改良による便益から逆算していくらまでの事業費を掛けられるか


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